- YouTubeの総再生時間は何を指す?
- YouTubeの総再生時間の確認方法が分からない
- YouTubeの総再生時間を上げるにはどうしたら良い?
YouTubeを運用する人にとって、収益につながる総再生時間は気になりますよね。
自分のチャンネルや動画の総再生時間を上げるために何をすれば良いのか常に悩んでいる人も少なくないはず。
YouTubeを始めたけど、総再生時間のことが分からず、どのように増やせば良いか困っています。
YouTubeの総再生時間の確認方法と、再生時間を伸ばすために重要なことを分かりやすく解説していきます!
今回はYouTubeにおいて重要な総再生時間について徹底解説。
総再生時間の確認を行い、パフォーマンスを上げるための施策を行うことで、あなたのYouTube運用での収益を上げていきましょう。
これを読むと、YouTubeを始めたばかりの初心者から、YouTube運用をすでに行っている中級者まで、総再生時間の見方やデータをそのように利用すれば良いかが丸わかり。
それでは早速見ていきます。
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YouTubeの「総再生時間」とは何を指すのか
まずは、YouTubeの「総再生時間」という言葉を聞くことが少ないという方のために用語の解説を行っていきます。
YouTubeの総再生時間とは、視聴者が動画を視聴した時間の長さのこと。
動画コンテンツ単体の総再生時間を指す場合とチャンネル全体の総再生時間を指す場合の両方がありますが、動画コンテンツごとの総再生時間はチャンネル全体の総再生時間に影響を与えるため、区別されずに呼ばれることもあります。
総再生時間に含まれるものと含まれないものを正確に理解していきましょう。
収益化という観点から総再生時間として認められるのは「公開設定」になっている動画だけです。
非公開や限定公開の動画は、たとえ多くの方に見てもらっても、収益化の条件にはカウントされません。
- ライブ配信
- ショート動画
- 限定公開
- 非公開
- 広告用に作成した動画
- 録画保存されていないライブ配信
- 削除した動画
そのほか上記のような動画は、収益化条件を達成するのに必要な総再生時間には含まれないので注意が必要です。
YouTube Studioのアナリティクスでは10,000時間と表示されていても、収益化の条件では3,500時間とカウントされることも。
何が総再生時間に含まれるのか確認できて良かったです!
ちなみに、倍速再生された場合はどうなるのでしょうか?
総再生時間では元々の動画の時間が基準となるため、倍速で再生されても通常再生と同じようにカウントされます。
すなわち、10分の長さの動画コンテンツを視聴者が2倍速で再生して5分でみたとしても、動画の総再生時間は10分となります。
総再生時間は、YouTubeにおいて重要な意味を持つため、続いてはYouTubeの総再生時間が重要な理由についてみていきましょう。
総再生時間がYouTube運用を左右する重要な理由
YouTubeの総再生時間が重要視されている理由としては、大きく次の3つがあります。
- YouTubeチャンネルの収益化に関わる
- アルゴリズムで評価される
- ファン化や信頼性の向上につながる
いずれも、副業としてYouTubeで稼いでいきたいという方にとっては大切な要素のため、それぞれについて総再生時間が果たす役割を踏まえて詳しく解説していきます。
総再生時間はYouTubeチャンネルの収益化に関わる
YouTubeチャンネルの収益化条件は段階ごとに複数存在しますが、例えば多くの人がイメージするような広告収入を得るためには、次の条件を満たす必要があります。
項目 | 収益化の条件 |
---|---|
チャンネル登録者数 | 1,000人以上 |
総再生時間(長尺動画の場合) | 過去12ヶ月間で4,000時間以上 |
総再生回数(ショートの場合) | ショート動画の視聴回数が過去90日間で1,000万回以上 |
YouTubeにおいては、通常の長尺動画の場合、直近12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上となることが、一つの収益化条件に。
そのため、「まずはYouTubeで収益化をしたい」という人にとって、総再生時間を伸ばすことは極めて重要なこととなるでしょう。
総再生時間とチャンネル登録者数の条件を満たすことが、YouTubeで稼いでいくための第一歩です!
YouTubeの仕組みとして評価される
YouTubeの総再生時間が大切な理由の2つ目は、YouTubeのアルゴリズムで動画やチャンネルが評価されやすくなることです。
YouTubeは、視聴者がYouTubeというプラットフォームで過ごす時間を増やすことを目指しており、総再生時間が長い動画やチャンネルは、アルゴリズムで優遇されやすいと言われています。
したがって、動画を定期的に投稿したり、継続的なYouTube運用を行ったりするにあたって、総再生時間は重要な指標となるでしょう。
総再生時間を伸ばそうとする取り組みそのものが、他の指標にも良い影響を与える場合もあります。
再生回数や視聴維持率といった要素とも関係がありそうですね。
ファン化や信頼性の向上につながる
そして最後に、動画コンテンツやチャネル全体の総再生時間を増やすことは、クリエイターと視聴者の接触時間を増やすため、ファン化にもポジティブな影響を与えます。
長時間にわたり視聴者にとって有意義な時間を提供し続けることで、視聴者は自然とチャンネルへの信頼度を高めていくことになるでしょう。
最初はただ動画を何となくみていただけでも、長い時間をかけて有益なコンテンツに触れることによって、制作者の価値観や思想に影響を受けるのはよくあることです。
コンテンツを見続けているうちに、動画やチャンネルのことを覚える確率も高くなると思います。
【調べ方】自分のYouTubeの総再生時間の確認方法を解説
YouTubeの総再生時間を確認することは、収益化を目指す上で重要なポイント。
特に、YouTube収益化の条件である「過去12ヶ月間で4,000時間以上の総再生時間」を達成するためには、定期的なチェックが欠かせません。
続いては、自分の動画がどのくらい見られているのか、具体的な確認方法をご紹介します。
パソコンでもスマートフォンでも確認できるので、自分の生活スタイルに合わせて時間がある時にチェックしてみてください!
PCで自分のYouTubeチャンネルの総再生時間を調べる方法
まずはチャンネル全体の総再生時間を確認する方法をご紹介します。
はじめに、お使いのブラウザからYouTubeにログインした状態で、YouTube Studioにアクセスしてください。
YouTube Studioの画面の左側に並んでいるメニューの中から「アナリティクス」というボタンを選択し、クリックします。
アナリティクスに移動すると、画面上部に3つの項目が表示されます。
- 視聴回数
- 総再生時間
- チャンネル登録者
この中から、真ん中にある「総再生時間」を選ぶと、チャンネル全体の総視聴時間がわかります。
3ステップで、思ったより簡単に調べることができるんですね!
PCで動画別の総再生時間を確認する方法
チャンネル全体だけでなく、個別の動画ごとの総再生時間も簡単に確認できます。
先ほどと同様に「YouTubeStudio」にログイン後、アナリティクスの詳細画面を開いて、分析項目から「総再生時間」を選んでください。
そこから「詳細」を選択すると、1本1本の動画ごとの総再生時間の確認ができます。
動画ごとに総再生時間のグラフが表示されるため、どの動画で総再生時間が長いかを比較して分析することも可能です。
単位は「時間」となっているので、60をかけると「分」単位に換算できます。
0.5時間なら60×0.5=30で30分、0.2時間なら60×0.2=12で12分という計算になります。
総再生時間が少ない最初のうちは分単位で考えると分かりやすいこともありますが、収益化を目指す上では基準となる4,000時間と比較するため、時間単位の方が見やすいでしょう。
スマホで総再生時間を確認する方法
スマートフォンで総再生時間を確認するには、まず「YouTube Studio」アプリをインストールする必要があります。
こちらは「YouTube」を閲覧するためのものとは異なるアプリになるので、注意してください。Google PlayストアやApple App Storeで無料でダウンロードできます。
アプリをインストールしたら、以下の手順で総再生時間を確認できます。
YouTube Studioを開いて、自分のYouTubeチャンネルにログインします。
最初の画面の時点ですでに総再生時間は表示されていますが、詳細を見るためにはタップする必要があります。
総再生時間のグラフが表示されるので、さらにそれもタップします。
デフォルトでは直近28日間のデータが表示されますが、期間を変更することで過去12ヶ月間のデータも確認できます。
期間を変更するには、画面の上部に期間が表示されていますので、調べたい総再生時間(時間)に応じて、適切な期間を選択してください。
パソコンをなかなか開けない人もスマートフォンさえあれば、外出先でも家事の合間でも簡単に総再生時間をチェックすることができるでしょう。
6つのコツ YouTube総再生時間の増やし方
総再生時間の確認方法をご紹介した上で、いよいよ総再生時間を増やす方法をお伝えしていきます。
ここでは、総再生時間を伸ばす効果のある6つのポイントを順にご紹介します。
- 長い尺の動画を投稿する
- 外注を活用して動画の投稿本数を増やす
- 再生リストを作成して関連動画の再生時間も増やす
- YouTubeショート・SNSからの流入を活発化させる
- 冒頭を魅力的にして視聴者を惹きつける
- SEO対策で流入増加を狙う
これらはどれも総再生時間だけではなく、他の面でもYouTube運用においてポジティブな影響を及ぼすものです。
競合のチャンネルと差をつけるためにもさまざまな施策を使いこなせるようにしましょう。
長い尺の動画を投稿する
総再生時間を向上させるために最も取り組みやすい方法の一つが、長い尺の動画を投稿するというやり方。
1本の動画が長いほど、視聴者が動画全部を見た時にカウントされる総再生時間は長くなり、自ずとチャンネルの総再生時間も増えます。
しかし、ただ単に動画の長さを長くすれば良いというものではなく、離脱率が高まらないか注意しなければなりません。
適切な長さを超えすぎてしまうと、視聴者からの評価や興味・関心が下がってしまい、逆に総再生時間も短くなってしまいますよね…
同じジャンルの動画を見ると、そのジャンルで受け入れられやすい動画の長さが分かってきます!
例えば平均再生時間の比較として、2chまとめ系やゆっくり解説系は10分前後ですが、朗読系の動画は40~50分となります。
視聴者の属性や視聴場面も考えることができれば、動画の尺をどのくらいまで伸ばしても問題ないか判断可能です。
むやみに動画を間延びさせるのは良くありませんが、視聴者を惹きつける起承転結やギミックを取り入れながらであれば、総再生時間を伸ばすために長尺動画を投稿するのも良いでしょう。
投稿後のパフォーマンスに関してはしっかり確認しておきましょう。
外注を活用して動画の投稿本数を増やす
動画の投稿本数を増やすことは、総再生時間を伸ばすための基本的かつ効果的な方法。チャンネル内の動画数が増えることで、視聴者が動画に出会えるチャンスも広がります。
例えば、動画を週に3本投稿する場合と、週に1本だけ投稿する場合では、視聴されるチャンスに大きな差が生まれます。
投稿本数が多いほど、YouTube上で表示される機会も増え、新規視聴者の獲得にもつながります。
でも忙しい中、投稿数を増やすのがなかなか難しくて…
そのような場合は外注化も視野に入れましょう!
自分一人で動画制作の過程の全てを行おうとすると、時間も手間もかかりますが、外注化をすれば、その分投稿本数を増やす難易度が低くなります。
- 台本作成
- 動画編集
- サムネイル作り
これらの作業を外注することで、本業や家事・育児が忙しくて副業のYouTube運用に時間が割けないという方でも、安定的に数をこなすことができるでしょう。
最初は部分的に頼んでみて、要領を掴めたらより広範囲の業務を外注するのがおすすめ。
私が主に取り組んでいる朗読系YouTubeでも、様々な場面で外注が可能です。
再生リストを作成して関連動画の再生時間も増やす
再生リストとは、関連する動画をまとめて連続再生できる便利な機能。この機能を活用することで、視聴者は興味のあるテーマの動画を途切れることなく楽しむことができます。
カテゴリーや目的別など色々な切り口でコンテンツをまとめることが可能です。
一つの動画を見終わった後に視聴者が別のチャンネルへ流出してしまうのを防ぎ、自分の動画の再生時間を増やすことにつながるでしょう。
ついつい再生リストを流し見しちゃいます!
忙しい視聴者も、空いた時間に再生リストを流し見してくれることが多いです!
まとまった時間が取りにくい忙しい視聴者でも空いた時間に、関心のある動画をスムーズに視聴できる環境を整えることが大切です。
チャンネルの動画数がある程度たまったら、テーマごとに再生リストを作成できるか定期的に考えるのがおすすめです。
視聴者の利便性が高まって、総再生時間の増加につながることも期待できるでしょう。
YouTubeショート・SNSからの流入を活発化させる
近年、TikTokやInstagramの影響により、短時間で楽しめる動画コンテンツの需要が急増しています。
そんな中で注目を集めているのが、YouTube上で60秒以内の縦型動画を公開できる「YouTubeショート」です。
でも、YouTubeショートの再生時間は、収益化に必要な「4,000時間の総再生時間」には含まれないですよね?
YouTubeショートの再生そのものは含まれませんが、うまく活用すれば総再生時間を増やすことができます。
YouTubeショートで視聴者と接触の機会を作り、自身のYouTubeチャンネルに誘導する動線を作れば、結果的に総再生時間は伸びていきます。
ショート動画の作成は時間的な負担が少なく、仕事や家事の合間でも気軽に取り組めるメリットがあり、また視聴者としても気軽に見ることができるので積極的に活用していくのがおすすめ。
同様に、YouTube以外のSNSからの誘導も増やせば、長尺動画だけで運用している時よりも大きく認知を取れるようになるでしょう。
冒頭を魅力的にして視聴者を惹きつける
動画の冒頭は、視聴者の心をつかむ最も重要な時間帯。
短い時間で、視聴者は「この動画を最後まで見るべきかどうか」を判断すると言われています。
忙しい視聴者は自分に有益でないと判断したものはすぐに見なくなってしまいます。
視聴維持率を維持して、総再生時間を増やすために、導入部分は特に簡潔かつ魅力的な内容にすることが大切です。
- イントロ(動画の導入部分)で動画全体の見どころを短く伝え、できるだけ早く本題へ移行する
- 「最後に裏技をご紹介します」といったように、動画の後半で得られる具体的なメリットを予告
動画の導入部分でこういった工夫をすることで、視聴者の興味を引き付けることができます。
視聴維持率を改善したい方は、視聴維持率20〜30%を脱出!YouTubeの視聴維持率の改善策と平均目安を解説 の記事も合わせてご覧ください。
SEO対策で流入増加を狙う
SEOはSearch Engine Optimizationの略で、YouTube SEOは、YouTubeの検索結果で上位に表示されるために行う戦略のことを指す言葉です。
具体的な対策としては次のようなものがあります。
- キーワードを適切に組み込む
- メタデータの記載
- タイムスタンプとチャプター機能の利用
- カードの設定
- 概要欄をしっかりと書く
- ヘッダー・ロゴを設定する
検索結果上位を狙いたいキーワードを選び、動画を制作することで、効果的なSEO対策が行えます。
需要を捉えれば、検索からの流入が自然と増えるため、それに伴い総再生時間も増加。
初心者の方はあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、臆することなく取り組んでいきましょう。
まとめ
この記事では、YouTubeの総再生時間に関する重要なポイントを詳しく解説してきました。
- YouTubeの総再生時間を確認し、収益化までに必要な時間を知る
- YouTubeの総再生時間を増やすために、定期的な動画投稿やショート動画投稿を行う
- 視聴維持率の向上やSEO対策など総合的な施策も効果的
総再生時間は、YouTubeの収益化条件である「4,000時間以上の視聴時間」を達成するために欠かせない要素です。
忙しい主婦の方でも、これらの方法を少しずつ実践することで、着実にチャンネルを成長させることができます。
この記事で紹介した方法を実践することで、あなたのYouTubeチャンネルの収益化への道が、より確実なものになっていくはずです。
まずは総再生時間をこまめにチェックし、効果的な施策を取り入れていくことからスタートしてみましょう。
ノースキルの主婦でも顔出し、声出し、名前出しなしで月100万円を安定的に稼ぐことのできるロードマップを配布中。解説動画と74ページの電子書籍で主婦の副業をサポートします‼︎
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